第12期自治政策講座in金沢
「 どのような地域を創るのか―変えることと守ること 」
開催日:2010年10月20・21日 オプション視察:10月19日
会 場:金沢市文化ホール 大集会室<アクセス>

参加者数: 48名
参加自治体数: 28自治体
プログラム
10月20日(水)[ 10:00~17:00 ]
第1講義 10:00-12:00
現代の貧困と自治体の責務
金澤 誠一 佛教大学社会学部教授
1948年秋田県生まれ。中央大学大学院修士課程経済学研究科社会政策専攻修了。亜細亜大学大学院博士課程経営学研究科社会政策専攻単位取得満期退学。帝京平成短期大学で9年間教育・研究に携わり、99年4月から現職。主な著書『生活分析から福祉へ』(共著・光生館)、『現代日本の中小商工業』(共著・新日本出版社)、『社会保障と生活最低限』(共著・中央大学出版部)など。
第2講義 13:00-15:00
田舎力 ヒト・夢・カネが集まる5つの法則 ~食から地域再生~
金丸 弘美 食環境ジャーナリスト
1952年佐賀県唐津市生まれ。総務省地域力創造アドバイザー、農林水産省ブランド化支援事業プロデユーサー。明治大学農学部食料環境政策学科「食文化論」兼任講師、高知県農業創造人材育成事業総合アドバイザー、など多数の自治体の食育事業・観光関係アドバイザーを務める。著書に『食の未来の先駆者たち』(コープ出版)、『創造的な食育ワークショップ』(岩波書店)、「給食で育つ賢い子ども 全国おいしい学校給食マップ」(ソトコト新書)、『田舎力 ヒト・物・カネが集まる5つの法則』(NHK生活人新書)など。
第3講義 15:10-17:00
財政自主権の確立と地方税の課題 ―市民の視点で税を考える
三木 義一 青山学院大学法学部教授
1950年東京都生まれ。弁護士。中央大学法学部卒、一橋大学大学院法学研究科修士課程修了。現職、立命館大学法学科大学院教授を経て現職。専門は租税法。博士(法学)。ミュンスター財政裁判所客員裁判官(1998年4月~10月、2004年4月~ 北京大学客員教授 )。現在政府税制調査会「専門家委員会」委員。著書に『よくわかる税法入門(第4版)』(有斐閣、08年)『日本の税金』(岩波新書、03年)『現代税法と人権』(勁草書房, 92年)など。
10月21日(水)[ 10:00~15:00]
第4講義 10:00-12:00
情報化社会の自治 ―行政・議会のHP・ツイッター・ブログの活用法
小林 隆 東海大学准教授
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了。博士(政策・メディア)。長年にわたり神奈川県大和市で市民参加のまちづくりを実践し、現職。総務省「ICTを活用した地域のあり方に関する研究会」委員、総務省「地域情報化アドバイザー」などを歴任。著書に『インターネットで自治体改革 -市民にやさしい情報政策』(イマジン出版)、『ITがつくる全員参加社会』(共著、NTT出版、 『自治体改革 第10巻 情報改革』(共著、ぎょうせい)、『市民参加のまちづくり-マスタープランづくりの現場から-』(共著、学芸出版社)など。
第5講義 13:00-15:00
まちづくり政策の視点 ―地域経済のサスティナブルなマネジメント
佐無田 光 金沢大学准教授
1974年生まれ。1997横浜国立大学経済学部経済学科卒業、横浜国立大学経済学研究科経済学修了、横浜国立大学国際社会科学研究科グローバル経済修了。『予防医療先進地域石川の実現をめざして』「石川県における医療産業クラスターの可能性」 [共著(2)](財)石川県産業創出支援機構、「北陸経済のポスト工業化再考」北陸経済研究2009「文化のまちづくりと地域経済 ―金沢を事例として」『環境再生のまちづくり ―四日市から考える政策提言』「四日市臨海部と地域産業政策」 [共著(2)]??ミネルヴァ書房?2008「日本におけるサステイナブル地域の可能性 ―『環境文化都市』飯田の事例から」 [共著(2)]
視察オプション
文化の都・金沢市の景観行政
募集定員: 40名
開催日時: 2010年10月19日(火)
受付開始: 13:00
開始時間: 14:00
集合場所: JR金沢駅西口ロータリー
視察時間: 14:00~17:00
視察概要 金沢市は加賀藩前田家の城下町として栄え、加賀友禅や金沢箔、九谷焼などの伝統工芸や、能楽や加賀万歳などの伝統芸能が受け継がれてきました。戦災や大きな災害を免れたため、藩政時代からの美しいまちなみが現在でも多く残っており、金沢市の貴重な財産となっています。この景観と周囲を流れる犀川・浅野川、山や街の豊かな緑を守るため、「景観」に関する政策はとても先進的です。景観を守り創る市の姿勢とそのための制度・システムはまちづくりの参考となります。景観政策を担う政策の説明と、眺望を大切にする政策のスポットなどの視察をさせていただきます。 視察内容 1、金沢市のまちづくりの基本的な考え方。 2、金沢市の眺望保全・景観保全に関する考え方と経緯、条例、計画などのご説明。 景観・眺望保全を実施をするに当たっての問題点と解決策。 3、まちづくり支援情報システムの活用と景観・眺望保全の実際。 4、現場でのご説明 施設見学 長町・東山地区のまちなみ
たくさんのご参加ありがとうございました
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